リフトが運転不可能になった事を想定して救助訓練を行いました。
訓練時、場内放送で状況を案内したのですが、大規模な停電の時は放送もできません。
当スキー場もそうですが、老朽化まではいかずとも営業を開始してから歴史を刻んできました。
いつ、どこで、どこかのスキー場で運転不可能になるかわかりません。
どのような手順で救助するのか、よかったら目を通して頂けたら幸いです。
救助する時は救助用のポールを使います。
このハンガーの様な形をしているのがリフトの椅子をワイヤーに繋いでいるものです。
そこへベルトが垂れさがった滑車がついたフックをかけます。
救助員がベルトの使い方などを説明します。
ベルトを胴に巻いてから、調整金具をしっかりしめます。
準備ができたら、ベルトの金具辺りを両手でしっかり持ち、おしりを前の方へずらします。
救助員がロープを少し引き、体を上げ徐々に降ろしていきます。
着地の際は、スキー板とかボードが滑らないよう横をむけます。
尚、ストックは救助員の指示に従い救助前に落して下さい。